当医院で行った顔面神経麻痺のPAPT療法による治療の症例をご紹介します。
治療実績
顔面神経麻痺・下顎神経麻痺治療:571件
(2014年~2025年)
尚、症状の度合いや発症からの期間により、個人差があります。
[症例1 左顔面神経麻痺 69歳]
18年前に右顔面神経麻痺を発症し、某病院に1ヵ月入院治療を受けたが、口の違和感と右顔面の変位が残っている、また、2年前にも左顔面神経麻痺を発症しており、その時は某病院を受診し、3ヵ月投薬治療を受けたが変化がないため、鍼灸院で鍼治療を受けるが特に口の動きが悪く、口笛が吹けない・発音しにくいなどで中断していた。そして2ヵ月前に、左顔面神経麻痺を発症し、耳鼻咽喉科に通院し投薬にて治療中とのこと。現在の症状は、左耳鳴り・額の動き無し・眩暈感(めまい)がある・口笛が全く吹けない・左唇が動かない・言葉がこもる・味覚が薄い・笑顔が出来ない等を主訴とされ当医院に来院される。
先ず、左顔面神経麻痺の治療としてPAPT療法と光線療法(レーザー治療・近赤外線治療)を併用して、眼・額・鼻・口・舌の治療を行う。味覚は2回目の治療でかなり改善するがその他の部位に大きな変化は見られない。4回目の治療で味覚は改善した。5~7回目の治療で目尻の位置が戻り、涙が出るようになり、鼻唇溝が正中に近くなる、口角の上がり閉まりも良くなり水を含んでも漏れ難くなり発音も良くなる。しかし、18年前に起きた右顔面神経麻痺の後遺症が残っているため、左の治療を同時に右顔面神経麻痺の後遺症治療も行う。
8回~16回で左右顔面の動きが同じ様になる。後は18年前の後遺症で上口唇の動きが良くないため発音が漏れるが、17回・18回の治療で上口唇の動きが出て来て発音も改善された。
[症例2 右顔面神経麻痺 70歳]
12日前に右顔面神経麻痺を発症して地元の脳神経外科を受診して投薬治療と低周波治療を14日間受けるが変化がなく、当医院に来院された。
PAPT療法と光線療法(レーザー治療・近赤外線治療)を併用して額・眼・頬・口の治療を開始する。同様の治療を2ヵ月16回続け、ほぼ顔の状態は良好になったが、頬の動きと感覚が気になるということで、慢性期に入っているので鍼通電を併用して治療を行うことにし1ヵ月8回の治療を続けた。頬の動きが良くなり感覚も元に戻り治療を終了した。
[症例3 左顔面神経麻痺 54歳]
左の耳が痛くなり始めたので耳鼻咽喉科を受診してメニエール症を診断され、メニエールの薬を9日間投与されるが、顔面神経麻痺の症状が表れてきたので当医院に来院された。
初診時の診断で左顔面神経麻痺(ベル麻痺)と確定し、PAPT療法と光線療法(レーザー治療・近赤外線治療)を併用して治療を開始する。発症から16日が経過しており、眼瞼下垂、口角下垂、額のしわが消失、舌の味覚異常など顔面神経麻痺の特徴的症状が顕著に表れていた。
15回の治療を行い、最初に舌と鼻の麻痺感が消失した。次に口と眼の変位も改善されてきたが、額の麻痺感と動きの異常が残っていたため、同様の治療を継続し、29回目の治療で本人が麻痺症状の消失を確認できたので治療を終了した。
[症例4 右顔面神経麻痺 25歳]
8年前に右顔面神経麻痺を発症する。耳鼻咽喉科で投薬治療を受けたが、回復しないまま自然治癒を期待したが、回復することなく当医院に来院された。
顔面神経麻痺の後遺症の症状が認められた。10ヵ月25回のPAPT療法と光線療法(レーザー治療・近赤外線治療)を行い、形態的には、ほぼ完治したと思われるが、本人が感覚的に少し左右差が有るとのことで月に1回の治療を6ヵ月行い治療を終了した。
[症例5 右顔面神経麻痺 27歳]
某大学病院にベル麻痺で入院治療したが、改善されなかった。その後、3ヵ月後に当医院を紹介され来院された。紹介状によると患者さん本人には改善しない可能性が高いと伝えてあるとのことであった。眼の閉鎖が困難、口の下垂、涙が多いなどを主訴として当医院に来院された。
最初の3ヵ月は月に3回、後の5ヵ月は月に1回のPAPT療法と光線療法(レーザー治療・近赤外線治療)により治癒した。





