当医院で行った下顎神経麻痺(下歯槽神経麻痺・オトガイ神経麻痺)のPAPT療法による治療の症例をご紹介します。
治療実績
下歯槽神経麻痺・オトガイ神経麻痺・顔面神経麻痺治療治療:571件
(2014年~2025年)
尚、症状の度合いや発症からの期間により、個人差があります。
【症例1 右オトガイ神経麻痺 54歳】
11年前に地元の歯科医院で親知らずを抜歯後、右オトガイ神経麻痺を発症した。
その後、1~2ヵ月はビタミン剤を服用していたが、顎にかけて痺れ感がずっと消えずに残っており、付近の歯も痺れている感覚であり、唇をよく噛むとのこと、また、舌は問題ないが、熱い物を口に入れると極端に熱く感じ、冷たい物も同様に極端に冷たく感じるとのことである。
このような症状を主訴として、発症から11年後に当医院に来院される。
PAPT療法による治療
1回目の治療より、PAPT療法と光線療法(近赤外線治療・レーザー治療)を併用して治療を行う。最初は、週に3日間の通院で治療を始めることにし、9回目の治療当たりから麻痺感が下唇正中から口角までの間だけに狭まって限られてきた。15回から18回目の治療で下唇の麻痺感が薄れ、口角のみの麻痺感になり、唇を噛むこともなくなるまで回復した。
発症から11年が経過していたが、その後、治療を続け9ヵ月40回目の治療により口角の麻痺感も消失したので治療を終了した。
【症例2 左オトガイ神経麻痺 63歳】
当医院に来院される2ヵ月前に、地元の歯科医院で左下親知らず抜歯後、左オトガイ神経麻痺を発症し、左前から奥にかけての歯茎の感覚がないのと、左下顎にも同様の症状が起きているのを主訴として当医院に来院される。
PAPT療法による治療
治療1回目と2回目は、PAPT療法と光線療法(近赤外線治療・レーザー治療)併用の治療で症状に変化が出始め、歯茎の麻痺感が正中から犬歯までに狭まり、顎の麻痺感も同様に正中から口角の範囲に限定されてきた。3回目以降の治療では、前回までの治療に鍼通電を加えて行い、6回目の治療からは麻痺感が唇の一部と口角だけになる。その後、同様の治療を4回行い、口角に僅かな違和感が残ったが治療を終了する。半月後、本人よりお電話があり違和感が消失し、感知したとの連拓をいただいた。
【症例3 左オトガイ神経麻痺 41歳】
21年前に歯並びが悪く噛み合わせが悪い為、某病院口腔外科にて顎の骨を削り噛み合わせを整える手術を行った。手術後、顎の感覚がなく、そのことを伝えたところ、麻痺は数日すれば治るとのことで処置されなかった。しかし、現在も下顎の感覚がない状態が続き、これらのオトガイ神経麻痺の症状を主訴として当医院に来院される。
PAPT療法による治療
1回目から25回目の治療では、PAPT療法と光線療法(近赤外線治療・レーザー治療)併用の治療を行い、麻痺感が下唇の一部と歯茎、口角に限定されてきた。その後、50回目の治療まで口腔内鍼を追加して治療を行い麻痺感が左下犬歯の歯肉と口角のみに回復した。ここから回鍼通電を加えて治療を行いここまで65回の治療を行った。発症から21年も経過していたが、口角に僅かな違和感だけが残る状態となり治療を終了した。
【症例4 下歯槽神経麻痺 25歳】
3何前に事故で下顎骨を骨折したことにより左下歯槽神経麻痺を発症した。その後、口腔外科、形成外科において骨折などを治療する。しかし、左下歯槽神経麻痺が治らず、特に左唇から下顎の痺れを主訴として当医院に来院される。
PAPT療法による治療
約10ヵ月、35回のPAPT療法の治療により麻痺感が消失する。
【症例5 左オトガイ神経麻痺 50歳】
当医院に来院される1ヵ月前に、左下のインプラント摘出手術を行い、その後翌日になっても麻酔がかかっている感じが続き、口唇の下から顎にかけての痺れと口腔粘膜の違和感がある。また、強張り(こわばり)感もあり不愉快な状態であるとのこと。これらの左オトガイ神経麻痺の症状を主訴として当医院に来院される。
PAPT療法による治療
1回目の治療から、PAPT療法と光線療法(近赤外線治療・レーザー治療)併用の治療をお紺氏、左星状神経節ブロック様の照射治療も加えて治療を行った。9回目あたりの治療から下歯槽神経より分岐している頬神経への治療も行う。50回目まで同様の治療を行い、主訴とされた症状も消失し強張り感も消失したので治療を終了した。
「下歯槽神経麻痺・オトガイ神経麻痺治療]
「鍼治療PAPT療法について」
「鍼治療PAPT療法の治療の流れ」





